お茶汲みの徒然日記

初めまして。youtubeでゲーム実況をしているお茶汲みと言います。ゲーム実況の近況や、自分自身が興味あることを気ままに記事にしていきますので、興味ある方はぜひご覧ください。

【完結】GOD OF WAR 初見実況プレイ ~北欧神話を振り返る~

無事に、クリアいたしました。最初はぶっきらぼうだった父も、旅を通して息子との絆も深められたようでした。

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母、フェイの遺言を果たすことができた二人。アトレウスの目には少し涙が浮かんでいます。

ちなみに、クリアと言いましたが、動画自体はまだ終わりません。シナリオクリア後にもお話しましたが、まだヴァルキュリアのみなさんとの対決や、ニブルヘイム、ムスペルヘイムの制覇が終わっていないのです。動画では、今後もヴァルキュリア関連を引き続き投稿していこうと思っています。ニブルヘイムとムスペルヘイムは、自分の修行として使います笑

さて、今作は北欧神話の世界が舞台となっていました。9つの世界、アースガルズ、オーディン、トール、フレイヤなど、日本で作られている創作作品の中でも有名な名前が数々登場します。実況中にも話しましたが、私は北欧神話に関してはとてつもなく疎いです。知っている知識量は、ほとんどアベンジャーズシリーズの彼らのみ。あそこから、何となくの関係性を知っているだけです。アースガルズにオーディンたち神々が住んでいること。トール(邦訳アベンジャーズだと"ソー"ですが)がその息子であること。正直、そのくらいの知識量でしたので、今作を通じていろいろな北欧神話の世界を知ることができました。ミーミル様感謝。

 

ということで、自分のためにも北欧神話のことを軽くおさらい。"軽く"という点が重要です。語ると複雑なのはわかるので、ゲーム自体にかかわる根幹設定的なところだけ触れられればと思います。

まずは、冒頭でも述べた9つの世界。実況中でも字幕で出したと思いますがもう一度おさらいしてみます。ちなみに、出典はWikipediaです。

 

・ミズガルズ

死を免れない人間の地。ギリシャから北欧に逃れてきたクレイトスは、もちろんこちらに在住。

 

・アルフヘイム

エルフの世界。ゴッド・オブ・ウォーの世界では、エルフと黒エルフが"光"を争いあっていました。ミーミル曰く、「過去から支配権がいったりきたりし続けている終わらない戦い」とのこと。

 

・スヴァルトアルフヘイム

黒エルフの住む世界。ゲーム中ではやや異なり、「アース神族は目が悪いから、ここに住んでいるドワーフと黒エルフを見間違えた」とミーミルが語っていました。どんだけ目が悪いんだ。

 

ムスペルヘイム

炎とスルトの世界。謎の剣から試練を言い渡され、クレイトスとアトレウスは計15の試練と向き合うことに。

 

・ニヴルヘイム

氷に覆われた世界。ゴッド・オブ・ウォーの世界では、氷というより霧に覆われていました。霧のこだまを集めるエンドコンテンツ。

 

・ヴァナヘイム

ヴァン神族の世界。ヴァン神族は、アースガルズのアース神族と抗争が長い間続いていました。その仲裁役、もとい政略結婚としてフレイヤが作中ではオーディンに嫁いでいました。そこで設けた一子、バルドルがクレイトスとアトレウスの脅威として立ちはだかったわけです。かつてアース神族と争っていたからか、今作ではヴァナヘイムへは訪れることはできませんでした。

 

・アースガルズ

アース神族の世界。戦死者が訪れるとされているヴァルハラもアースガルズにあります。今作では訪れることができませんでしたが、次回作では訪れることがあるでしょうか。

 

・ニダヴェリール

ドワーフや小人たちの世界。作中では、彼らの故郷がスヴァルトアルフヘイムと語られたことや、9つの世界にヘルヘイムが仲間入りしていたことから、仲間外れにされていた世界。

 

・ヨトゥンヘイム

クレイトスとアトレウスが目指す、旅のゴール地点。母、フェイの遺言に従い、この世界にある9つの世界でもっとも高い山を目指すわけですが、その遺言には理由があったのでした。

 

そして、物語で訪れるヘルヘイムは、ニヴルヘイムとどうやら同じやその一部としてとらえられることが多いとのことです。なので、すでに記載していますが、残念ながらニダヴェリールは作中では出番がありませんでした。

いくつか行くことができない世界もありましたが、複数の世界を渡り歩いての冒険が今作では繰り広げられています。そして、次回作では行っていない世界にまた踏み出すことがあるのでしょうか。楽しみです。

 

もう一つおさらいするならば、北欧神話を語るうえで忘れてはならないラグナロクの存在です。様々な宗教や伝説にほぼ必ずと言っていいほど現れる世界の終焉。北欧神話も終末論信仰が存在しています。

このラグナロクでは、神々とその敵の戦いであり、神々は数で上回る敵に敗北してしまう、というものです。すでに神々もそのことには気づいており、それに対抗するためにヴァルキュリアが戦士の死者の魂をヴァルハラに集め、対抗するための軍隊、エインヘリャルを作っているのです。しかしそれでも敵に敗北してしまい、神々は滅び、そしてそのあとに新しい世界が生まれる。簡単にまとめると、ラグナロクとはそういうもののようです。

ゲーム内でも語られていた通り、ラグナロクの前には3度の冬が訪れるといわれています。そして実際、ゲーム内でもストーリークリア後は雪が降り注ぎ始めます。知の巨人ミーミル曰く、「クレイトスたちの行動により、ラグナロクの到来が予定より早くなってしまった」とのことでした。クレイトスたちが早めてしまったラグナロク。時間が早くなった分、よりエインヘリャルへの魂供給の時間が減ってしまったわけですが、ラグナロクはどのような結末を迎えるのでしょうか。鍵を握るのは、北欧神話の外の世界からやってきたギリシャの神の系譜を継ぐ、クレイトス。そしてアトレウスに間違いありません。あの終わり方でトールとの対決がないはずがないので、そこも注目です。

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シナリオクリア後、家に帰って眠るとみることのできる、「数年後の未来」。ミニョニルと雷を纏う姿は、どう考えてもトール。

 

そしてさらに気になるのは、「アトレウスの名前を、最後の巨人の戦士であったフェイが最初は"ロキ"と名付けようとしていた」こと。この記事を書くためにロキについてwikipediaで調べてみたところ、北欧神話上でも母親は「ラウフェイ」。なので、北欧神話に詳しい方であれば、最初からフェイの正体が巨人であり、アトレウスがロキに位置する登場人物なのではないか、ということに気づいていたのではないでしょうか。そして北欧神話上で今作のラスボスである「バルドル」を殺す(正確には殺させた)のもロキ。ゴッド・オブ・ウォーの世界ではバルドルを倒したのは正確にはクレイトスですが、ロキであるアトレウスが関係していた事実は紐づきます。その後、ロキはヨトゥン(巨人)を率いてアース神族ラグナロクで戦うことになるのですが…すでに巨人は全滅状態。ラグナロクはどのようになっていくのでしょうか。

 

そして最後に。実況中は一瞬しか映らず、自分の目でじっくり確かめられなかったこちら。

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布に覆われていたため、アトレウスが見ることのなかった壁画。

詳細は不明ですが、倒れたクレイトスの姿と、それを支えるアトレウス。二人の口の間を何かがつないでいるようにも見えます。アトレウスもまた、父殺しにかかわることになってしまうのか。はたまた別の運命を描いた絵なのか。気になるところです。

 

続編の発売は2022年予定。今作をプレイするまで3年かかった私なので、もしかしたら実況するのは2025年になってしまうかもしれません涙

それまでお待ちいただける方がいれば、お待ちいただければと思います。

 

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